第22回連載の目次
同じコード進行でも、声で歌うのか楽器で弾くのかで、良いメロディの条件が変わります。体の作りと楽器の作りが違うからです。
第4部の最後は、用途の違いです。ChordMelo が「歌メロ」と「ギターリード」を分けているのは、この違いが大きいからです。
歌のメロディの条件
声で出せる範囲は、だいたい1オクターブ半です。それを超えると裏声になったり出なくなったりします。また息継ぎが必要なので、休符を入れる場所が要ります。跳躍が続くと音を外しやすくなるので、順次進行を混ぜます。
ギターのメロディの条件
ギターは声より広い音域を扱え、息継ぎも要りません。速く動けるので音数を増やせます。一方で押さえやすい形(ペンタトニックなど)に寄せると弾きやすく、それらしく聞こえます。
- 歌メロとして生成
Am | F | C | G
- ギターソロとして生成
Am | F | C | G
- 音域 — 歌は狭く、ギターは広い
- 休符 — 歌は息継ぎのために必要、ギターは任意
- 跳躍 — 歌は控えめ、ギターは大きく飛べる
- 音数 — 歌は言葉が乗る量まで、ギターはもっと詰められる
- 使う音 — ギターはペンタトニック寄りにすると弾きやすく、らしくなる
ことばの意味音域
出せる音の高さの幅。歌はだいたい1オクターブ半で、楽器はそれより広いことが多いです。
同じ進行でギターソロを作ってみてください。歌メロとの違いがはっきりわかります。
ギターソロを作るこの回の要点
歌は音域が狭く息継ぎが必要、ギターは音域が広く速く動ける。同じ進行でも作り分けます。